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Habitto、QED InvestorsとDG Daiwa Ventures主導のシリーズAで18億円を資金調達






東京 -2024年11月27日- 若い世代の経済不安解消を目指す日本のスタートアップ Habittoは、シリーズA資金調達ラウンドで18億円を調達しました。累計調達額は25.7億円となり、事業成長をさらに加速



モバイルアプリを通じて無料の金融アドバイスと統合された金融体験を提供するHabittoは、QED Investors、DG Daiwa Ventures(DGDV)、Scrum Venturesからの資金調達を行いました。QEDにとっては、ブラジルのNubank、米国のKlarma、インドのJupiterなど世界のB2Cに続く、日本での最初の投資となります。また、シリーズAではAnthemis Group、その他の既存シェアホルダーからの再出資も獲得しました。

シリーズAの資金は、若い世代が直面する経済的不安に対処し、手頃な金融アドバイスへのアクセスを提供するHabittoのミッションを加速させるために使用されます。急速に成長する同社のユーザーベースは42,000人を超えており、モバイルアプリを通じてデジタルアドバイザーによる無料のファイナンシャルプランニングを提供し、個別のアドバイスで効果的なマネーストラテジー構築を支援しています。

この資金調達ラウンドのハイライト


⚫︎本エクイティ・ファイナンスラウンドで18億円を調達しました。

⚫︎調達資金は、魅力的なユニット・エコノミクスのもと、ユーザーベース拡大、デジタルバンキングプラットフォームの強化、日本の若い世代の顧客ニーズに合った高度な金融ツールやサービスの開発に充てられます。

⚫︎QED Investorsは世界的なフィンテックの専門知識を、DGDVは日本市場に関する深い知識を提供し、Habittoの成長を促進する強力な組み合わせを形成します。

共同創業者兼CEOのサマンサ・ギオッティ(Samantha Ghiotti)は、今回のマイルストーン達成について次のように述べています。「QEDのような世界的な投資家と、DGDVのような地域に根ざした知見を持つパートナーに支えられていることを幸運に思います。資金調達環境は厳しいですが、両社はフィンテック分野で豊富な経験と知識を持ち、強力なパートナーとなりました。このラウンドを通じて日本市場とHabittoへの関心が高まっており、初めて日本市場に参入する投資家も迎え入れる予定です。」

Habittoは、2021年9月にSaison Capital主導で5億円の資金調達を行い、2023年2月にはSaison CapitalとCherubic Venturesの共同主導による5.8億円プレシリーズA資金調達を実施しました。今回のシリーズAの18億円と合わせて、これまでに累計28.8億円を調達しています。

共同創業者兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのリアム・マカンス(Liam McCance)は、次のように述べています。「今回の資金調達と投資家の支援により、Habittoは多くの日本人が将来に対して抱く経済的不安に取り組み続けます。会社設立からわずか3年でHabittoの預金残高は47億円を超え、多くの人々がより良いマネーストラテジーを構築する手助けをしています。」


QED Investorsのアジア統括責任者であるサンディープ・パティル(Sandeep Patil)氏は次のようにコメントしています。「Habittoとのパートナーシップを非常に楽しみにしています。日本のフィンテック市場はイノベーションの準備が整っており、最近の経済変化が投資家の注目を集めています。サム、リアム、そして経験豊富なHabittoのチームは、すでに重要なパートナーシップやライセンスを確保し、市場に対して魅力的な提案を行う準備ができています。今回が私たちの初めての日本市場での投資であり、このコミュニティの一員になれることを嬉しく思います。」

また、今回のラウンドを共同リードするDG Daiwa Venturesのマネージングディレクター・渡辺大和氏は広報を通じて、次のようにコメントしています。

「当社は2021年にHabittoに投資させていただいて以来、SamやLiamのリーダーシップの下での目覚ましい事業成長に、常に驚かされてきました。この度、フィンテック領域で最も著名なベンチャーキャピタルであるQED Investorsにとって初の日本スタートアップへの投資ということで、DGDVとQEDの共同リードとしてHabittoのシリーズAをご一緒させていただけることを大変光栄に思います。シリーズA段階からグローバルトップVCが関与することで、Habittoの成長確度が大きく上がることはもちろん、日本のフィンテックおよびスタートアップエコシステム全体にも良い流れを生み出せることを切に願っております。」


今回のラウンドで取締役会のオブザーバーとして参加する、Anthemisグループの共同創設者ショーン・パーク氏は以下のように述べています。「私たちは、サム、リアム、そしてHabittoチームを再びサポートできることをうれしく思います」「設立当初からこの会社の成長を見守ってきましたが、この未開拓な市場で、チームが成果を上げることを確信しています。Anthemisは、金融における成功の鍵は本物の協力関係にあると考えており、Habittoが創っているプロダクト体験はその好例です。」


Habittoについて

Habittoは、「End Financial Anxiety | お金の不安をなくす」というパーパスのもと、貯蓄、投資、保険、そしてアドバイスの全てを提供する「アドバイスするデジタルバンク」です。国内最高水準*の預金金利、デビット・キャッシュバック、無料でパーソナルなアドバイスで若い世代のマネー戦略をサポートしています。

Habittoは、ベンチャー投資家からフィンテック経営者へ転身したイタリア人女性のサマンサ・ギオッティと、オーストラリア出身の連続起業家リアム・マカンスによって立ち上げられました。2021年11月にエスジェイ・モバイルラボジャパン株式会社としてスタートし、2023年3月、社名を株式会社Habittoに変更しました。

QED Investorsについて

QED Investorsは、バージニア州アレクサンドリアに拠点を置く世界有数のベンチャーキャピタルです。2007年にナイジェル・モリスとフランク・ロットマンによって設立され、世界中の革新的な金融サービス企業への投資に注力しています。QED Investorsはパートナーのもつ起業と経営の経験を活かし、ハンズオン式のユニークなアプローチを通じて、投資先企業の飛躍的な成長を支援しています。主な投資先には、AvidXchange、Betterfly、Bitso、Caribou、ClearScore、Creditas、Credit Karma、Current、Flywire、Kavak、Klarna、Konfio、Loft、Mission Lane、Nubank、QuintoAndar、Remitly、SoFi、Wagestream、Wayflyerなどが含まれます。

DG Daiwa VenturesについてDG Daiwa Ventures(DGDV)は、シードおよびアーリーステージのスタートアップ中心に投資を行う東京を拠点とするベンチャーキャピタルです。日本に本社を置き、共同投資やイベント共催等を通じ、北米やその他地域においてトップ投資家と深く連携してまいりました。DGDVはこれまで各分野の最先端技術の育成に尽力しており、ディープテック、フィンテック、クライメートテックなどの領域に積極的に投資しています。DGDVの使命は、日本とグローバルのスタートアップエコシステムのギャップを埋め、世界を舞台にイノベーションに挑むスタートアップ企業に投資することで、スタートアップ業界全体に変革をもたらすことです。


Anthemis Groupについて

Anthemis Groupは、レジリエンス、透明性、アクセス、そして公平性を重視する、高成長かつ持続可能な企業への投資と支援を通じ、金融システムに変革をもたらしています。本当の意味での協働、好循環、そして多様性と包摂性という3つの原則を柱に、市場やビジネスモデルへの深い理解や、新技術への情熱、そして揺るぎない価値観を持って活動を展開しています。スタートアップ、投資家、起業家、金融機関、学者、そしてビジョナリーたちが集う「豊かな土壌」を提供することで、金融システムが抱える重要な課題に対し、より迅速に、より良い形で、すべての人々の利益となる解決を図っています。

Scrum Venturesについて

スクラムベンチャーズは、シリコンバレーと東京を拠点とし、アーリーステージのスタートアップ投資と、日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を行っています。オープンイノベーションの手法を活用し、各業界を代表するパートナーとスタートアップとの共創を支援する「事業共創プログラム」の運営や、海外スタートアップの日本進出等を支援しています。

 

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